いろんな雑誌、書籍、メディアで断片的に存じ上げていた孫社長の過去ですが、本書で、幼少時代から現在までの歩みが網羅的に理解できました。
いや、もう、一言、凄い方ですわ。
何というか、生き急いでいるというのとは違うのですが、人生のスピードが常人とは異なります。どちらかというと権謀術数タイプと思っていたのですが、実際はアクション派なんですね。もちろん、考える前に行動する訳ではなく、考えて行動に移しているのですが、その考える時間が極端に短く、行動が速いということなのでしょう。ロジカルでありながら非常にエモーショナルです。
多くの類い希なるビジネスエリート達が孫社長の魅力を語っていますが、まさに本書の題名のとおり、彼の抱く「志」に共感しているのだと思います。
坂本竜馬をこよなく愛する孫社長の、熱い「志」に立脚した行動が非常に痛快です。ある意味、ビジネス版「竜馬がゆく」といってもいいかもしれません。
影響力もパフォーマンスも大きいので、賛否両論ありますが、一つのビジョンのもとに打ち出す戦略の一貫性は、見ていて気持ちが良いです。
もしかしたら、孫さんと同じ時代に生きて、その生き様を見られるというのは、竜馬と同じ時代に生きた人と同様に、ものすごくラッキーなのではと思ったりもしました。

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