もう題名からして「ウェブ進化論」の二番煎じを狙った感見え見えなんですけど、実は本当にそうでした。というか、あえて「ウェブ進化論」の話が一番最初に語られます。つまり、「ウェブ進化論」が理論編だとすれば、本作は実践編という位置づけで勝負してきているわけです。
「ウェブ進化論」を読んで、なるほどWeb2.0の世界がやってきているんだなぁ、世の中は、インターネットはこんな風に動いていくのかぁと、なんとなく知識として理解できた人に、じゃあ、具体的にどんなサービスが今展開されていて、今後はどんなものが生まれてこようとしているのかを、実例を挙げながらわかりやすく説明してくれています。
著者の神田さんはフリーのライターというかプロデューサーというかエヴァンジェリストというか、まあそんな方で有名な方ですが、何より「セグウェイ事件」で一躍名前を轟かせた方でもあります。本書の中にも、セグウェイ事件で拘置所に入ったせいで、ライブドア事件の時に拘置所の中のことを聞きたいマスコミから多数の取材電話があったと書かれています。そして、案の定、先方に都合のいい部分だけ使われたと吐露しています。この辺の話も面白いです。
とにかく、いち早く日本を飛び出してシリコンバレーに行って、生のインターネット社会の爆発的解放を自身の目で見て報道してきた方ならではの目線で書かれるネット社会の真実と将来は、面白く、そしてリアルです。
「ウェブ進化論」を読んだ方、こちらもオススメですよ。









