アマゾンでオススメされており、ベストセラーにも入っていたので購入して読んでみました。
BCC(ボストン・コンサルティング・グループ)日本代表の御立尚資氏の著書は、「戦略「脳」を鍛える」を以前に読んだことがあります。
今回の「使う力」は、もっと平易な文章で、実践力について書いてあるものでした。
知識だけでは意味がない、使う力があって初めて役に立つ、ということを、様々な切り口から説明しておられます。
私も知識×経験が能力・スキルだと思っていますので、基本的に知識だけではダメという点は賛成。ただ、最近、あまりにも知識を軽んじている層がいることには、ちょっとびっくりしてしまいます。新たな力を吸収していくための努力をしないで、他人に聞くだけという人たちが増えている気がします。世代の問題なんでしょうか。
それはともかく、本書、わかりやすい分だけ、残念ながら中身は薄くなってます。まさに「知識」として新たに吸収すべきポイントはほとんどなく、再確認といった感じです。
書籍業界ではちょっと新書ブーム(バブル)が起きているんじゃないかと思いますね。この程度の内容(失礼。でも御立さんほどの方ならもっとためになる本が書けるはずだと思うのです)でベストセラーになってはいけないと思いますけどね、私は。まあ、購買層が純粋に増えているのなら業界にとっては短期的には良いことなんでしょうが・・・。

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