こちらも、mixiの「ドンデン返しモノ、衝撃度でイチオシは?」コミュで話題に上っていた作品。
我孫子武丸氏の作品は、デビュー当時のものを学生時代に数冊読んだ覚えがあります。新本格派が台頭してきた中の一人という印象で、特に強く記憶に残っているわけではありません。確か、伝統の京大推理研出身で、綾辻行人氏の後輩だったかと。我孫子武丸氏というと、サウンドノベル「かまいたちの夜」が有名ですね。あれは衝撃的でした。何度も繰り返して遊んで、こんなゲームとも小説とも違う不思議な作品を作るなんて、なんと破天荒で感覚の新しい作家だろうと思ったものです。
さて、本書ですが、どんでん返しものと知っていながらも、全く見破れず、最後の最後で衝撃を受けました。まさに「参った」の一言です。叙述作品の典型なのですが、ポイントの絞り方と構成力に、すっかりしてやられました。
星は5でも良かったのですが、残虐な描写が多く、そこがあまり好みじゃなかったために、4つにしました。









