各界の著名な方々による共同執筆で出来上がった本書。web2.0時代のマーケティングの現状を知る上では非常にためになる本だと思います。
章の間に挟まれた「企業事例」がリアルな現場の声を現していてよかったです。ホンダ、KDDI、Skype、価格comなどが、リアルとネットをどううまく融合させながらユーザーを巻き込んでいったかという点は非常に参考になりました。
残念なのは、共同執筆ゆえに、各著者が同じ内容のこと(例えばAISASとか)を何度も何度も説明して、肝心のテーマの深掘りに到達できていないように感じたことです。
わかりやすくご自身の見解をしっかり述べているように個人的に感じたのは、神原さん、清田さん、柿原さんくらいでしょうか。後は教科書的な説明までで止まっている気がしました。
せっかく2.0をうたうのであれば、SkypeCastとかで時間を決めて複数人参加型の対談集とかにした方が、よほど価値があったのではないかと思いました(多忙な方々だから難しいでしょうけど)。もしくは、専門家とユーザー(マーケティング担当者)とのSkypeCast集とかでも面白かったかと。
CGM的作りが欲しかったですね。もちろん、これだけの方々を集めて監修された渡辺聡さんには敬意を表しますが。









