七回死んだ男」が、突拍子もない設定にも関わらず、素直に面白かったので、同じ西澤保彦氏の突拍子の無さではひけをとらないと言われるこちらにも手を出してみました。
偶然ある機械に飛び込んでしまった見ず知らずの6人の間で、一定の法則に従って次々に人格が転移していく。そんな中で起きる連続殺人。
まさに、奇想天外な西澤ワールドです。SFと本格推理との融合が彼の持ち味ですが、その代表作とでもいうべき本書。身体と人格が切り離されているという設定故に、表現の点で読むのが大変(こんがらがる)のですが、これを理解しながら読んでいく楽しさもまた一興。
傑作とはいえませんが、それなりに楽しめます。謎解きもなかなか良くできてます。

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